経営方針(中期経営計画)

長期的にめざす姿

地域に根ざし、ともに歩む存在として選ばれるソリューション・カンパニー

「長期的にめざす姿」に込めた想い

  • 経営理念である“地域にとってなくてはならない金融グループ”であり続けるために、ソリューションの幅を広げ、質を高めていき、お客さま・地域社会の課題解決に向けたソリューションを提供する「ソリューション・カンパニー」をめざす。
  • お客さま・地域社会が抱える課題に対して真摯な姿勢で向き合い、もっとも身近な存在になるという決意を「地域に根ざし、ともに歩む存在として選ばれる」と表現した。
  • こうした「ソリューション・カンパニー」をめざし、活力ある地域社会の持続的発展に貢献していく。
[MISSION] [経営理念] お客さまに信頼され、地域にとってなくてはならない金融グループとして、 ① お客さまの豊かな人生、事業の発展に貢献します。 ② 地域社会の持続的な発展に貢献します。 ③ 従業員が誇りを持って働ける魅力ある会社であり続けます。 ④ 持続的に成長し、企業価値を向上させます。 [VISION] [長期的にめざす姿] 地域に根ざし、ともに歩む存在として選ばれるソリューション・カンパニー [VALUE] すべての役職員が共有すべき価値観・行動指針 「信頼と信用」 地域・お客さま・株主・従業員との信頼関係の維持・強化を大切にする。 「お客さま本位」 常にお客さまファーストに基づき行動する。 「変革と挑戦」 経済・社会の変化に対して常に変革マインドを持ち、失敗を恐れず挑戦する。 「誇り」 確固たる矜持を持って常にベストを尽くす。

新中期経営計画の概要(2022年度~2024年度)

“ソリューション・カンパニー”への転換に向けて、「変革」を加速し、成果を具現化する3年間
[2022 2023 2024] 新中期経営計画 前中期経営計画ですすめてきた「変革」を加速し、成果を具現化する3年間 取組みの方向性 [Growth] 「ソリューションビジネスの確立フェーズから深掘り・高度化フェーズへ」 「戦略的投資・提携の活用により、ビジネス領域を強化・拡大」 [Change] 「構造改革効果の具現化により創出する投資余力を成長投資へ」 「「ソリューション・カンパニー」への転換に向けた人財ポートフォリオ改革やお客さまの利便性を追求するDXを加速」 [Sustainability] 「サステナビリティ経営を確立、これを支えるガバナンスの高度化を継続」 「企業価値向上に向けたステークホルダーとの対話や情報開示を充実」 [2025~] 地域に根ざし、ともに歩む存在として選ばれるソリューション・カンパニー

基本テーマ・重点戦略およびおもな施策

基本テーマⅠ Growth

重点戦略① ソリューションビジネスの深化・拡大
  • ホームマーケットにおけるプレゼンス強化に向けたソリューションビジネスの深掘り・高度化
  • 従来の枠を超えたソリューションビジネスの実践
  • 海外拠点の活用によるソリューションビジネスの強化
重点戦略② 戦略的投資・提携の活用
  • 成長を後押しする戦略的投資・提携の活用

基本テーマⅡ Change

重点戦略③ 人財ポートフォリオ改革・エンゲージメント向上
  • 「ソリューション・カンパニー」への転換に向けた人づくりの強化・生産性の高い組織の構築
  • キャリアオーナーシップの浸透と挑戦・成長意欲が高い組織風土への改革
重点戦略④ デジタル・トランスフォーメーション(DX)
  • デジタル技術の活用によるお客さま体験の変革・デジタルソリューションの高度化
  • 生産性向上に向けた構造改革の深化

基本テーマⅢ Sustainability

重点戦略⑤ 持続可能な地域社会への貢献
  • サステナビリティビジネスの確立・推進によるお客さまの持続的成長への貢献
  • 産学官金連携強化等による地域社会の課題への対応力強化
重点戦略⑥ ガバナンスの高度化
  • リスクコントロールの高度化
  • 非財務情報の開示・戦略的なIRの実践

目標指標

着実なボトムラインの成長と効率的な資本運営により「収益性」を追求するとともに、構造改革効果の具現化により「効率性」を追求していきます。また、バーゼルⅢ最終化を見据えた適正な資本水準を確保し、「健全性」の維持に努めていきます。

[目標指標] 「ROE(連結)*1」 収益性 着実なボトムラインの成長と効率的な資本運営により収益性を追求 [24年度目標]6.0%程度 [長期的にめざすレベル]7.0%程度 [目標指標] 「ROE(連結)」 効率性 構造改革効果の具現化により効率性を追求、成長投資の余力を確保 [24年度目標]50%台前半 [長期的にめざすレベル]50%程度 [目標指標] 「普通株式等Tier1比率 *2」 健全性 バーゼルⅢ最終化を見据えた適切な資本水準を確保 [24年度目標]11%台半ば [長期的にめざすレベル]11%台半ば *1:株主資本ベース *2:バーゼルⅢ最終化、完全実施ベース(その他有価証券評価差額金を除く)