働き方・ダイバーシティの推進

コンコルディア・フィナンシャルグループは、多様な人材が持てる能力を最大限発揮しうる生産性の高い組織へ変革し、従業員の新たな挑戦や成長を後押しする組織風土の醸成に努めています。

人づくり

人事制度

全世代総活躍の推進

従業員一人ひとりの働きがいを高め、グループの持続的な成長を実現させていくため、横浜銀行では「はまぎん総活躍プロジェクト」、東日本銀行では「東日本銀行総活躍プロジェクト」を展開する中で、グループの一体感を醸成し効果的な人材活用を進め、グループ全世代統一プラットフォームを構築し、年功的・属人的要素によらない、公平・公正な処遇をおこなっています。また、パートタイマーらの多能化の取り組みとして、「業務の多能化状況」が反映される給与体系に見直すとともに、研修・OJT機能の強化、賞与・退職金制度・休暇制度等の拡充など、「同一労働同一賃金」にもとづき人事制度を改定しました。あわせて、意欲のある者については行員転換への積極的な挑戦を後押しし、スキルアップやキャリアチェンジの支援態勢を強化しています。

新人事制度

2021年1月には、「従業員一人ひとりの挑戦を促し、成長を後押しする仕組みづくり」、「意欲のある人材が世代を問わず活躍できるような制度への見直し」、「多様なキャリアパスの実現に向けた取組を通じた多様な人材のさらなる活躍を後押し」を目的として、人事制度の見直しをおこないました。これまで以上に職務の難易度や範囲、役割などにもとづく職責の重さや、業績貢献度に応じたメリハリある処遇をおこない、「脱年次」による実力主義を徹底することで、一人ひとりの挑戦意欲や成長意欲を高めるとともに、多様な人材の活躍を後押ししています。

研修・育成

効果的な人材育成と人材配置

横浜銀行では、経営戦略や営業戦略に連動した人材戦略を展開し、戦略的な人材マネジメントを実施するため、2021年1月にタレントマネジメントシステムを導入しました。本システムの活用により、これまで断片的になりがちであった従業員一人ひとりのスキルや知識、適性や本人のキャリアデザインといった情報管理の一元化を進め、より効果的な人材育成や人材配置を実現していきます。

課題解決力の強化に向けた人材育成

従業員の新たな職務への挑戦や意欲を支援するため、「店頭サービスから個人向け営業」など、キャリアの転換を希望する行員を対象にしたキャリアチェンジ研修を実施しています。2020年度は新たに受講者36人が研修後にキャリアチェンジし、新たな職場に配置され、活躍の場を広げています。このほか、ソリューション営業の高度化に向けた課題解決力の強化のため、各種スキルアップ研修を実施しているほか、一人ひとりのキャリアビジョンに応えるため、「総合職」と「カスタマーサービス職」間でコース転換制度を実施しています。

次世代リーダー育成

経営職やトップマネジメントを展望する人材を育成するため、外部の専門家を招いた研修や組織マネジメント、リーダーシップや戦略立案力などをテーマにした次世代リーダー育成プログラムを実施しています。

職務別階層別研修

横浜銀行では、今後のキャリア形成について考えるきっかけを与えることを目的とした、キャリアデザイン研修を実施しているほか、職務や階層に応じた各種研修をおこなっています。2021年3月には横浜銀行川崎支店と同じビル内に行員研修施設「はまぎんラーニングセンター」を開設しました。全ての研修室にWeb会議システムを設置したほか、カフェテリアや宿泊スペースを活用して行員同士の交流を深めることで研修効果を高めています。また、東日本銀行との共同利用によりグループ全体の人材のレベルアップにも取り組んでいます。東日本銀行では、営業スキル強化やマネジメント力の強化を目的に、コース・階層別の研修を実施しているほか、顧客保護やコンプライアンス研修の充実をはかっています。
はまぎんラーニングセンター

専門領域における活躍機会

プロ人財制度

横浜銀行では、2019年度より高い専門性を有する「プロ人財制度」の運用をおこなっています。多様な価値観・キャリア観を持った人材が増えている中で、自身の強みを活かして専門分野における「プロ人財」として活躍するキャリアパスや処遇体系を示し専門人材を強化・育成する基盤を整えています。また、通常の給与体系より業績貢献に対するインセンティブが効いた報酬体系にしており、その水準は一人ひとりの専門性の高さやパフォーマンスの発揮状況等に応じて個別に決定しているため、処遇水準が役員や部長クラスになることもあります。なお、外部からの中途採用も積極的におこなっており、2020年度はデジタル・ICT分野などの専門性の高い人材を13人を採用しました。

プロ人財認定要件
1. 高度な専門性 銀行が認定した事業領域における専門知識やスキルを有し、業務遂行(成果発揮)する能力が認められる人材
2. マインドセット 銀行の経営方針、営業戦略の意図、計数等を理解し、求められる役割(ミッション)を実現する意志がある人材
3. 自己管理、人材(後任)育成 主体的な取り組みと継続的な自己研鑽によりスキル・専門性向上に努め、行員の模範となるとともに、後任等の指導・育成にも取り組める人材

専門人材の新卒採用を強化

横浜銀行では、2021年度(2022年度入行)よりデジタル・IT技術といった専門知識を活かし活躍できるよう、営業店への配属に限定せず、本部のデジタル戦略部門やICT推進部門でキャリアをスタートできる「デジタルICTコース」と「データサイエンスコース」を新設しました。

公募制度(内外企業派遣・海外MBA取得)

行員の自己啓発意欲を高め、主体的なキャリア形成の機会を提供するため、若手行員から管理役職者まで、キャリアステージを問わずに応募できる公募制度を整えています。公募には「本部トレーニー」と「外部派遣」の2つがあり、「本部トレーニー」は市場営業部や融資部、デジタル戦略部、営業戦略部などの部署が中心です。「外部派遣」の実績としては、グループ企業や金融機関、行政機関、中央省庁などがあり、海外MBA取得のための留学も支援しています。

従業員アイディアコンテスト
横浜銀行では、創立100周年記念事業の一環として、従業員から次の100年に向けて、銀行の枠にとらわれない新たなビジネスをテーマにアイディアを募集し、従業員の企画立案能力および提案力を磨き個々のスキルアップをはかる企画「Hamagin idea Contest2020」を実施しました。
本コンテストには、115人の行員から応募があり、2021年3月に開催した最終選考会では4チームが役員の前でプレゼンテーションをおこないました。
最終選考会でのプレゼンテーション

ダイバーシティ&インクルージョン~多様な人材が活躍できる組織

人権尊重

コンコルディア・フィナンシャルグループは、グループ人権方針を定め、お客さま・従業員をはじめ、あらゆるステークホルダーの基本的人権を尊重する取り組みを進めています。
なお、グループ人権方針にもとづく取り組みとして、従業員向けにアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)に関する啓発研修を実施しています。

多様な人材の活躍支援

女性の活躍推進

女性のさらなる活躍を推進し、「キャリア開発」と「就業継続支援」を目的として、時間に制約のある行員の活躍機会の増大および柔軟な働き方の実現できる環境を整備しています。
女性の活躍推進が優良な企業「えるぼし」の最高ランクを取得(横浜銀行)

はまぎんビジネスチャレンジド

障がい者の自立を支援し、共生社会の実現を通じて地域社会の発展に貢献するため、2019年に障がい者雇用を目的とする横浜銀行の子会社「はまぎんビジネスチャレンジド」を発足させました。2020年4月には、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める特例子会社の認定を、2021年5月には同法律に定める特例子会社の関係会社特例認定(特例子会社の範囲に㈱浜銀総合研究所、浜銀ファイナンス㈱、浜銀TT証券㈱を追加)を取得しました。

(左右にスワイプできます)
2019年度 2020年度
雇用者数 4人 15人
障がい者雇用率 2.27% 2.35%

性的少数者(LGBTQ)への理解促進

性的少数者(LGBTQ)への理解促進をはかるため、eラーニングによる研修や本部役員向け勉強会を実施しました。

安心して働ける職場

従業員のライフスタイル・ライフステージに応じた柔軟で効率的な働き方が実践できるように制度拡充に取り組んでいます。

効率的な働き方

フレックスタイムや時差出勤の活用

柔軟かつ効率的な働き方を実現するため、「定時」の概念に縛られず従業員自身の生活や業務の状況に応じて始業時刻と終業時刻の選択をできるフレックスタイム制や時差出勤制度を導入しています。なお、2020年よりさらなる多様な働き方を後押しするため、フレックスタイム制におけるコアタイムを廃止しました。

勤務時間インターバル制度の導入

終業時刻から次の始業時刻までの間に11時間の休息時間(勤務時間インターバル)を設け、心身のリフレッシュや健康維持、ワークライフバランスの実現を後押しています。

テレワーク制度とサテライトオフィス

全行員を対象としたテレワーク勤務制度を導入し、時間や場所に捉われずライフスタイルに即した柔軟な働き方ができるよう、インフラ面の整備・拡充を進め、ワークスタイルのデジタル化・効率化を加速させています。
なお、横浜銀行では、生産性向上と感染症対策を両立させる取組みとして「はまぎんスタイル」を策定し、従前のテレワーク勤務制度(在宅勤務制度、サテライトオフィス勤務)にモバイル勤務を追加し、2020年12月にはサテライトオフィス「はまサテ」を県内4か所に新設しました。
Hamagin Style〜Be a SMART banker 脱・「紙」「ハンコ」文化 部支店ルールを見直そう! 上司への配慮から環境への配慮へ テレワークを活用しよう! 移動時間を見直そう

安心して働ける職場

新型コロナウイルスワクチンの職域接種とワクチン休暇の導入

従業員の健康確保とお客さまに安心して銀行をご利用いただくため、希望者を対象としたワクチンの接種を2021年6月より実施しています。また、従業員の新型コロナウイルスのワクチン接種や家族の接種付き添いの際に取得可能なワクチン休暇を導入しました。

育児・介護との両立支援

性別を問わず、育児や介護に参画し、すべての従業員が仕事と家庭を両立できる制度(育児休業、介護休暇等)を整備しています。また、横浜銀行は2019年より従業員向け企業内託児所「はまぎんキッズパーク」(横浜市西区)を開園し、子育て中の行員の復職や就業継続を支援しています。
従業員の子育てを高い水準でサポートする企業「プラチナくるみん」認定を取得(横浜銀行)

健康経営

従業員に対する健康管理の取り組みを通じて全ての従業員が能力を十分に発揮できるよう、「横浜銀行健康宣言」を策定しています。健康経営を実践するための「健康経営推進連絡会」を各部横断で立ち上げ、本店内への健康管理センターの設置や産業医による長時間労働者への個別面接の実施、事業所敷地内完全禁煙の実施など、従業員の健康の保持・増進のためにさまざまな取り組みをおこなっており、経済産業省および日本健康会議が策定する「健康経営優良法人認定制度」の大規模法人部門で「健康経営優良法人~ホワイト500~」に認定されました。
健康経営優良法人~ホワイト500~

資産形成支援

従業員の計画的な資産形成支援や経営参画意識を醸成するため、「従業員持株制度」を導入し、積立額に応じた奨励金を支給しています。2020年10月には、横浜銀行100周年記念事業として行員持株会の奨励金付与額を引き上げ、奨励金の対象となる拠出金額の上限も引き上げました。

詳細は、以下をご覧ください。