マネジメントメッセージ

コンコルディア・フィナンシャルグループは、「地域にとってなくてはならない金融グループ」という経営理念のもと、マテリアリティに基づいたビジネスを展開し、ステークホルダーの皆さまとの協創を通して、企業価値の向上と持続的な地域社会の発展を実現し、「地域に根ざし、ともに歩む存在として選ばれるソリューション・カンパニー」をめざしています。

当社グループは、地球温暖化・気候変動対策への対応を優先的に取り組むべき重要な課題であると考えており、自社のカーボンニュートラルの達成時期を2050年度から2030年度に前倒し、自社の脱炭素への取り組みを加速させております。お客さまに対しては、2030年度までの目標であるサステナブルファイナンスおよび環境分野ファイナンスの実行額を当初目標の2倍である4兆円および2兆円へそれぞれ上方修正しました。サステナビリティリンクローンやポジティブインパクトファイナンスなど、サステナブルファイナンスを中心としたソリューションを拡充し、エンゲージメントの実施を通して、お客さまの脱炭素の取り組みを積極的に支援しております。

地球温暖化・気候変動対策に取り組む上では、自然資本の保全・回復への対応も不可欠です。2022年のCOP15において、2030年までにネイチャーポジティブを達成することと、2050年までに自然と共生する世界を実現することが定められました。私たちは地域金融機関として各ステークホルダーと連携し、自然資本の保全・回復に貢献できるように取り組んでまいります。

また、持続的な企業価値向上に向けて人的資本の重要性も高まっております。当社グループは、「ソリューション・カンパニー」への転換に向けて、人的資本への投資を強化し、ソリューション営業の強化に向けた人づくりなどを進めるとともに、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進を通して、多様な価値観を有する社員一人ひとりが、能力を最大限に発揮できる組織づくりを進めております。さらに、個々のWell-beingを起点にした組織風土の醸成・働きやすい職場環境の整備に取り組んでおります。

サステナビリティの取り組みは地域金融機関である当社の経営戦略そのものであり、本業を通じた社会・環境の課題解決に資する取り組みを一層推進することにより、地域社会の持続的な発展と当社グループの企業価値向上をめざします。引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ
代表取締役社長

片岡 達也